2022 九州旅行①

歴史好きバイクおじさんである僕は、ここ数年うっぷんがたまっていました。

 

コロナとかいう伝染病のせいで、一人旅行ですら白い眼で見られる日々…

しかし今年は外出制限のないゴールデンウイーク!

 

旅だ!旅に出るぞ!

職場のあるこんなところにもういられるか!

俺は一人で九州にこもらせてもらうぜ!

 

ということで、旅行に行ってきました。

 

歴史好きガンダム・バイク・プラモデルおじさんことlarkloveです。

 

 

 

今年は5/2が平日なので

4/29の昼に出発して5/2の混雑していない高速で帰るという

非の打ち所がない計画を立案。

 

行きは徳山港からフェリーで行って、船の中で少し仮眠をとることにします。

 

早速準備をして出かけよう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

は? なんで?

 

 

 

2時間後、道に迷いながらも無事到着。

 

カッパのファスナー部分から浸水して、股間だけがずぶ濡れ。

恥ずかしくてカッパを脱げず、甲板で一人うなだれる。

 

 

 

そして嘘のように晴れる。

 

 

天気予報を見ないという

 

全盛期の馬謖大日本帝国陸軍でもやらないようなミスを犯しながらも、無事大分に到着。

 

 

何度も来ている九州ですが

ベルたそ*1で来たのは初めてです。

 

自由に行動できるのでいろいろ見て回りましょう。

 

 

まずは富貴寺に行きたいのです。

前来たときは、山の中だったから断念したのですが、今回はバイク!

楽勝だぜ!

 

さらに移動制限も解除されているので、みんな海外とか、ありがちな観光スポットに行っていることでしょう!

きっと人が少なくて快適なはず!

 

 

うーん、やっぱりほとんど人がいない。

っていうか、僕だけじゃないですか!

 

やったぜ!

最初につまずいたとはいえ、さすがに令和の張良ともいわれる僕は違いますな。

計画性の鬼じゃないですか!

 

 

 

 

 

 

 

は?

 

「雨天につき国宝阿弥陀堂の壁画保存の為、拝観を停止しております。」

 

 

僕は郭図*2でした。

 

富貴寺大堂は見ました。

 

 

 

平安時代に建立された、阿弥陀堂です。

三仏寺投入堂とか中尊寺金色堂白水阿弥陀堂*3とかと同じ時代ですね。

文化史区分では「院政期文化」というジャンルになります。

 

地方に浄土信仰が広まってきた証なのでしょうか。

 

 

 

 

嘆いていても仕方がないので、次は熊野磨崖仏でも行きますか。

 

ここは拝観料をとるんですね。

300円は高いのか安いのかよくわからない価格です。

 

 

 

受付のおばさんが

「20分くらい歩くよ。健脚な人で15分くらいかねぇ」

とか言っていたので、多少の坂道になっていているのだろうとは思ったんですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おい…

 

おい!

 

 

聞いた話と違うんですけどぉ!!

 

 

 

 

しかも途中から階段状ですらなくなってるじゃない!

 

マジあのババア!

 

こんな感じなら先に言えよ!

 

 

 

たどり着いた先はこんな感じ。

 

 

 

 

すごいと思うけど、疲労が先に僕を襲う。

ライディングシューズがマジで痛い。

 

大日如来のほうが古く、不動明王のほうがやや新しい。

それぞれ、平安時代鎌倉時代に彫られたと言われています。

 

不動明王のほうがやや古いように見えますが、新しいんですね。

大日如来のほうが深く掘ってあるからかな?

僕の好みとしては不動明王のほうが、おおらかで好きですね。

 

 

さすがに暗くなってきたので、大分市まで移動して

鳥と馬刺しでも食べて眠るとしましょう。

 

大分在住の友人を呼び出して飲みに行きました。

 

 



中国地方で食べるとり天とは方向性が違うようで

衣がサクサクしてとてもおいしかったです。

 

馬刺しはあまり食べる機会がないので、比較できないですが

おいしい!

 

 

芋焼酎は苦手だったのですが

海という銘柄の水割りなら、おいしく飲めました。

 

旅に出て、酒を飲んでうまいものを食べる!

この時は本当幸せですね!

 

 

そして、次の日の朝に

 

なんで俺は旅先で二日酔いとかしてんだよ…

 

ってなるんですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:僕のバイクの愛称です。

*2:三国志の時代、袁紹の軍師で、献策ダメダメな軍師。官渡の闘いで曹操の本陣を襲わせて、大失敗したりしている。

*3:全部見に行きましたが、三仏寺投入堂は一人では入山不可とか言われて、そこにいた老夫婦の仲間に入れてもらいました。一番きれいだなと思ったのは白水阿弥陀堂藤原清衡の娘が建立したとか言われています。